業務内容Job Description

当社は、親会社である日本電設工業(株)(NDK)の「一般電気工事」の設計・積算部門が分社化され、2002年11月にNDKの100%子会社として設立されました。
電気設備の設計と積算業務を事業の柱とする当社は、NDKグループの中で、設計・積算のプロとして、豊富な経験と高い技術力により、JR東日本関連のプロジェクトを中心として、官公庁施設をはじめ、オフィスビルや病院などの幅広い建築物に付随する電気設備の設計積算を手掛け、国内の有名大規模施設などにも数多く携わっている技術者集団です。

「設計部門」では、お客様が求める電気設備を、許容されるコストや関連法規(建築基準法・消防法・電気事業法など)の範囲で、いかに安全で効率的かつ機能的な設備を提供できるかということをイメージしながら、その要求を満足できる機能を持つための施工を可能とするように、設計図書(平面図・系統図・仕様書など)に纏めあげる作業を行います。
なお、設計図面は、AutoCAD、Tfasなどの設備専用CADシステムを使用して作図を行います。
また、工事が設計図書通りに法令および安全面での問題なく施工されているかを現場で確認し、監督・管理する「設計監理」も、設計業務とともに、設計事務所の重要な仕事であり、施工業者や関係者との打合せや調整、各工程の確認作業などを行います。
設計者には、施工業者や運営管理者に対して、設計意図が伝わるように設計図を作成することが求められます。
また、現場での施工を考慮して、自分の技術と経験で実際に施工が可能なかたちに設計図書を作成しなくてはならないため、専門知識や経験を積むことができるのはもちろん、頭の中にあるイメージを具現化するといったクリエイティブなアイデアや発想を活かせる仕事です。


作図作業

設計監理業務

「積算部門」では、設計図書をもとに電気設備を建設するために必要な費用、所謂工事費を算出する作業を行っています。
当社の積算部門では、自社開発した「営業積算システム」を使用して工事予算を算出し、お客様に提出する「見積書」を作成しています。
なお、積算の仕事は、設計図書を受領した後、お客様との積算方法や積算範囲等の質疑応答により図面内容を把握することから始まり、メーカー対応など多岐に亘り、建築資材の相場、建築工事の工程、工法、専門用語などの知識が必要となる専門性の高い仕事です。
また、協力会社に対する数量の拾い出し等の依頼や、その成果物の内容のチェックをするのも積算担当者の役割です。
積算業務というのは、仕事の精度が工事の受注を左右したり、利益にも直結するため、地味なようですが、非常に重要で責任の重い仕事となります。
その分、経験や技術力、専門知識を活かすことができるので、やりがいも十分に感じることができると思います。


積算業務

設計や積算の仕事を進めるうえで、電気設備の専門知識とともに、最も大切なものは「コミュニケーション能力」です。
お客様の要望を充分に聞き出すために、対話を重ねコミュニケーションを密に取り信頼関係を築くことが、仕事を成功に導く鍵であると考えています。
社内はもちろんのこと、協力会社や施工業者との関係も当然ながら重要で、より良い設備をつくるチームとしての関係性を築いていく中で、信頼を得て、それぞれの仕事をしっかりと行えるようにコミュニケーションを図っています。
当社が手掛けているのは、JR東日本の大規模プロジェクトをはじめ、官公庁施設など多くの人々が利用する、社会インフラに重要な役割を担う建築物であり、地図に残る大きな仕事ばかりです。
現代の社会において、電気設備は社会の人々の生活を支える重要なライフラインであり、なくてはならないものです。
NDK設備設計は、日々複雑化、高度化する電気設備の分野で、設計・積算の仕事を通じて、豊富な経験と高い技術力をもとに、「お客様の夢と快適な環境」を実現する会社です。

ページトップへ戻る